『取景中国:跟着电影去旅行』の出版 |
中国で
『取景中国:跟着电影去旅行(Shots of China)』(2009年8月)
が出版されました。
1 この度、中国大好き、中国旅行大好き、中国映画大好きな私の夢、「中国での中国語による本の出版」が実現しました。タイトルは『取景中国:跟着电影去旅行(Shots of China)』。その内容は日本人の弁護士兼映画評論家の目でみた、下記の旅行記とその地を舞台にした中国映画の評論です。
上海で8月13~19日開かれたブックフェアでは、18日に私の著書の説明会とサイン会が実施され参加してきました。そこでは、生の反応を肌で感じることができ、感激しました。今年4月から勉強を始めた中国語会話も役立ち、来てくださった皆さんと楽しいひとときを過ごすことができました。
記
①大連・旅順・瀋陽(2000(平成12)年8月10日~14日)
②西安・敦煌(2001(平成13)年8月9日~14日)
③北京(2003(平成15)年11月1日~4日)
④杭州、紹興、烏鎮(2004(平成16)年3月31日~4月3日)
⑤桂林、深せん、広州(2004(平成16)年6月10日~13日)
⑥西双版納(シーサンパンナ)、昆明、麗江、大理「雲南省大周遊8日間」(2004(平成16)年11月28日~12月5日)
⑦曲阜・泰山・済南・青島(2005(平成17)年10月20日~10月24日)
⑧上海・杭州・烏鎮・無錫・鎮江・揚州・蘇州・周庄旅行(2006(平成18)年3月16日~3月20日)
⑨北京(2007(平成19)年10月7日~10月11日) ー北京電影学院特別講義の旅ー
⑩上海(2008(平成20)年8月22日~8月24日)
⑪北京・上海(2009(平成21)年3月24日~3月27日)
2 大連からの留学生と知り合ったことを契機として00年にはじめて中国を旅し、04年6月19日から7月30日まで、シネ・ヌーヴォで開催された「中国映画の全貌2004」で一気に31本の中国映画を観たことにより、どんどん中国の魅力、中国映画の魅力にはまっていった私の中で芽生えた夢が、北京電影学院での特別講義でした。そしてこれは同学院の客員教授である古澤敏文氏との出会いにより07年10月10日実現しました。そして講義終了後院生からの「中国語による出版物はないのか?」との質問を受けて、「中国語による中国電影論の出版」が私の次の夢となりました。
3 2008年3月、日本語と中国語のバイリンガル作家として活躍中の毛丹青氏と出会ったことが大きな契機となりました。その出会いにより、①2008年4月2日に開催された中国の人気作家蘇童(スー・トン)氏を囲む「中国の人気作家蘇童が行く関西の旅 歓迎座談会」への出席の機会を得て、各大学の中国文学の教授たちと出会い、②上海文芸出版の社長をはじめとする出版・マスコミ関係者と出会い、さらに③女優の田原(ティエン・ユエン)さんとの出会いが実現し、少しずつ出版の夢が現実味を帯びていきました。そして09年8月、とうとう現実のものとなりました。
4 本文は中国語ですので読むのは大変ですが、興味のある方は、たくさんの方とのすばらしい出会いにより完成したこの著書を是非お読み下さい。
当事務所(電話06-6364-5871 FAX06-6364-5820、メール office@sakawa-lawoffice.gr.jp)まで注文いただければ、定価48元ですので750円で販売致します。
さて、次なる私の夢は・・・? お楽しみに。
以 上