バイオハザード:ザ・ファイナル(アメリカ映画・2016年) |
<TOHOシネマズ西宮OS>
2017年1月22日鑑賞
2017年1月24日記
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監督:ポール・W・S・アンダーソン
アリス・アバーナシー(元アンブレラ社の特殊工作員)、アリシア・マーカス(ジェームズ・マーカス博士の娘)/ミラ・ジョヴォヴィッチ
クレア・レッドフィールド(アリスの戦友の女性、レジスタンスの一人)/アリ・ラーター
ドク(ラクーンシティ廃墟の生存者を統括するリーダーの男、クレアの恋人)/オーエン・マッケン
アビゲイル(ラクーンシティ廃墟の生存者)/ルビー・ローズ
クリスチャン(ラクーンシティ廃墟の生存者の男、コバルトの恋人)/ウィリアム・レヴィ
コバルト(ラクーンシティ廃墟の生存者の女、クリスチャンの恋人)/ローラ
レイザー(ラクーンシティ廃墟の生存者)/フレイザー・ジェームズ
アレクサンダー・ローランド・アイザックス博士(アンブレラ社の共同経営者)、サミュエル・アイザックス博士(アレクサンダー・ローランド・アイザックスのクローン)/イアン・グレン
アルバート・ウェスカー(アンブレラ社の社員幹部)/ショーン・ロバーツ
チュウ司令官(アイザックスの部下)/イ・ジュンギ
レッド・クイーン(人工知能)、アリシア・マーカス(少女時代)/エヴァ・アンダーソン
マイケル(ハイブ近くのアジトのメンバー)/フレーザー・ジェームズ
ジェームズ・マーカス博士(アンブレラ社の経営者、Tウィルスの生みの親)/
2016年・アメリカ映画・107分
配給/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
◆ ウクライナ・ソビエト社会主義共和国の首都キエフ生まれの女優ミラ・ジョヴォヴィッチがヒロインのアリス役を第1作から第5作まで演じ続けたのが(実写版)『バイオハザード』シリーズだが、その第6作たる本作は「ザ・ファイナル」とされた(『バイオハザード ディジェネレーション』(08年)(『シネマルーム21』394頁参照)は実写版ではなく、フルCG版)。
一人の俳優が主役を演じ続けた「シリーズもの」としては、シルベスター・スタローンがロッキーを演じ続けた『ロッキー』シリーズが有名だし、私は同シリーズが大好き。『ロッキー』シリーズでは第6作が『ロッキー・ザ・ファイナル』(06年)(『シネマルーム14』36頁参照)とタイトルされたが、現実はその後も第7作として『クリード チャンプを継ぐ男』(15年)(『シネマルーム37』27頁参照)が作られた。同作は同じシルベスター・スタローンが主演しながらも装いも新たな別個の感動的な物語とされたから、今や新たな『ロッキー』シリーズ3部作の登場ではないかと大いに期待されている。
すると、本作も同じように「ザ・ファイナル」とタイトルされているものの、本作に登場したミラ・ジョヴォヴィッチの実の娘エバー・アンダーソンの成長と共に、ひょっとして新たな『バイオハザード』3部作の登場に・・・?
◆ミラ・ジョヴォヴィッチがヒロインを演じ続けた『バイオハザード』シリーズは、第1作から第6作まで、彼女が40歳になるまで、足かけ15年間も続いてきたから立派なものだ。他方、それだけ長く続けば登場人物の入れ替わりも激しくなり、ストーリーが複雑になっていくのはやむをえない。
しかして、本作冒頭では「私はアリス」という定番のセリフの前に、それまでのストーリーが要領よくアリスの口から語られるので、まずはそれを確認しておきたい。とは言っても、よほどの『バイオハザード』シリーズのマニアでなければ、第1作から本作までのストーリー展開や多くの登場人物のキャラの把握は難しい。私自身もあえてそれを勉強し、評論しようという意欲もない。逆にネット情報を集めれば、マニアたちによる本作の評論や「ネタバレ情報」は山ほどある。したがって本作については、「予想以上に面白かった」といういい加減な感想のみのショートコメントでお茶を濁しておきたい。
2017(平成29)年1月24日記