オービック・クラシック・スペシャル コバケンの春を呼ぶコンサート(コンサート・2008年) |
<大阪、ザ・シンフォニーホール>
2008年3月17日鑑賞
2008年3月21日記
今年は、コバケンさんこと小林研一郎指揮によるポピュラーな曲ばかり。ドヴォルザークの『新世界』では、身体をいっぱいに使ったチェロ奏者に注目!アンコールでは、『ふるさと』の合唱など、コバケン流の演出に感激!
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指揮:小林研一郎
独奏:田部京子(ピアノ)
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
曲目
モーツァルト 歌劇『フィガロの結婚』序曲 K.492
モーツァルト ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467
ドヴォルザーク 交響曲 第9番 ホ短調『新世界より』 作品95
◆ 今回もポピュラーな曲ばかりだったから、一緒に行った数人の人たちも大満足。
◆ コバケンさんのアクションたっぷりの指揮ぶりはいつものとおりだが、今回目についたのは、観客席からみて指揮者のすぐ右前にいた2人の男性チェロ奏者のうち、若い方の人のアクション。『新世界』が激しさを増すにしたがってその身体がうねり始め、コバケンさんと共に身体を目いっぱい使った演奏が私たちの目に新鮮に。そこで、その感激を翌々日メッセージにしてFAXに送るというはじめての体験をすることに。
◆ 今回のアンコールも私が楽しみにしている『ダニーボーイ』だったが、その後コバケンさんの指揮によりアッと驚く趣向が。それは、今年は株式会社オービックの創立40周年にあたるので、『ふるさと』をみんなで合唱してほしいということ。しかも、1番、2番はハミングでやり、3番の『志を果たしていつの日にか帰らん』からは歌詞を歌ってくれとの注文。
大阪フィルの団員を先に退場させた後、再度運び込まれたピアノの前に座ったコバケンさんの弾くピアノにのって、観客席は心を1つにして合唱を。それに興が乗ったのか、さらに続く注文は『アメイジング・グレイス』のハミングによる合唱。今回のこんなすばらしい演出に大拍手!
◆ 昨年の私の持ち歌(?)となった、竹内まりやの『人生の扉』の歌い出しは、「春がまた来るたび ひとつ年を重ね 目に映る景色も 少しずつ変わるよ」。この歌詞のとおり、今年の春がきたことによって私はまた1つ年を重ね59歳になった。したがって、当然ながら来年2009年の3月は、とうとう私も還暦の60歳。コバケンさん、2009年の春もよろしく。
2008(平成20)年3月21日記