恋とニュースのつくり方(アメリカ映画・2010年) |
<GAGA試写室>
2011年1月11日鑑賞
2011年1月12日記
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監督:ロジャー・ミッシェル
ベッキー・フラー(TVプロデューサー)/レイチェル・マクアダムス
マイク・ポメロイ(伝説の報道キャスター)/ハリソン・フォード
コリーン・ペック(元ミスコン女王のキャスター)/ダイアン・キートン
アダム・ベネット(TVプロデューサー)/パトリック・ウィルソン
ジェリー・バーンズ(ベッキーの上司)/ジェフ・ゴールドブラム
2010年・アメリカ映画・107分
配給/パラマウント ピクチャーズ ジャパン
◆ 共にベテランのキャスターである、マイク・ポメロイ(ハリソン・フォード)とコリーン・ペック(ダイアン・キートン)を仕切るプロデューサーはえらく前向きな女性ベッキー・フラー(レイチェル・マクアダムス)。さあ、彼女の活躍やいかに?アメリカのTV局では、ある日突然クビを宣告されることがあることがよくわかるとともに、民主主義国アメリカは自分のやる気如何によって新たな職場を見つけ、その実力を認めさせていくことができる社会であることを痛感させてくれる、いかにもハリウッドらしい楽しい一作がここに誕生。
◆ ベッキーがニューヨークのibsテレビでプロデューサーとして採用されたのは、朝の情報番組「デイブレイク」だが、そのキャスターやスタッフはまるでやる気がなく、チームワークもボロボロだった。また予算もバカ安であるうえ、上司のジェリー・バーンズ(ジェフ・ゴールドブラム)からは6週間以内に視聴率をUPしなければ番組は打ち切りだと宣告される始末だ。
かつてマイクの番組を担当した若手プロデューサーのアダム・ベネット(パトリック・ウィルソン)から「他人とは違う」と評価(?)されて慣れないデートにも出かけてみたベッキーだったが、その頭の中は番組のことで一杯。そんなパニック状態の中、視聴率UPのために彼女が考え出したアイデアとは?それは報道番組ではなく娯楽番組に徹することだったが、それをマイクが気に入らないのは当然。果たして「デイブレイク」の存続は?
◆ マイクはピューリッツァー賞、エミー賞など過去に受けた数々の栄誉を誇りとして生きている伝説の報道キャスターだから、私と同じ(?)で、バラエティー系が嫌い。他方、どちらかというと元ミスコン女王のコリーンはそちらに向いていたことが、映画後半少しずつ明らかになってくる。そうなると2人の対立が決定的になったのは当然だが、そんな中ある日マイクがみせた伝説の報道キャスターにふさわしい突撃取材とは?そして「デイブレイク」を建て直した功績によって、「デイブレイク」とは大違いの人気のライバル番組のプロデューサー転出への誘いを受けたベッキーの決断とは?
2011年3月早稲田大学を卒業する斎藤佑樹投手は、東京六大学野球秋季リーグで50年ぶりに行われた優勝決定戦後のインタビューで、「何か持っていると言われ続けてきました。今日は何を持っているのか確信しました・・・それは仲間です。」と語ったが、さてベッキーにとっての仲間とは?
2011(平成23)年1月12日記