白いリボン(ドイツ、オーストリア、フランス、イタリア合作ドイツ映画・2009年) |
<東宝試写室>
2010年11月4日鑑賞
2010年11月9日記
ドイツのミヒャエル・ハネケ監督が、パルム・ドール賞受賞も当然!というすごい映画を完成させた。お正月映画はこれで決まり!時代は1913年、舞台は北ドイツの小さな村。教育と宗教を2つのテーマとして、支配者VS被支配者という基本構造の中にがっちり組みこまれた閉鎖的な村の中で、次々と奇妙な事件が・・・。なぜ、こんな事件が?この犯人は一体ダレ?韓国映画『黒く濁る村』(10年)にも共通する重苦しい雰囲気が本作の大きな特徴だから、ぐったり疲れることまちがいなしだが、観察の奥深さとストーリー展開の面白さはピカイチ。ちなみに、まちがっても、犯人の見つからないミステリーなんて・・・?などと言わないように。
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